人生はニコニコ顔の命がけ

平澤興先生と言えば・・20歳の時に


「常に人たることを忘るること勿れ。他の風俗に倣うの要なし。人格をはなれて人なし。ただ人格のみ、永久の生命を有す。（略）
　常に高く遠き処に着目せよ。汝若し常に小なる自己一身の利害、目前の小成にのみ心を用いなば、必ずや困難失敗にあいて失望することあらん。然れども汝もし常に真によく真理を愛し、学界進歩のため、人類幸福のため、全く小我をすててあくまでも奮闘し、努力するの勇を有さば、如何なる困難も、如何なる窮乏も、汝をして失望せしむるが如きことなからん。真の大事、真に生命ある事業はここに至ってはじめて正しき出発点を見出したりというべし。
　進むべき　道は一筋、世のために　いそぐべからず　誤魔かすべからず」

という言葉を書かれました。

経歴もですが、著書も残されていますから　気になる方はぜひお読みください。

ですが私は【人生はニコニコ顔の命がけ】この言葉が一番好きです。

哀しいことがあったら悲しい顔
辛いことがあったら辛そうな顔は誰にでもできます。

命がけのことをニコニコ顔でできるなんて・・・たまにそんな尊敬すべき経営者がいらっしゃいますが
ただニコニコされているだけでなく、ひょんな一言で「真剣さ」が伝わってきます。
とても真似はできないのですが、こんな日本人がいたのだと　いつも心で尊敬申し上げる方です。