父の断薬

父は昭和6年生まれ。若い頃から、ずっとたたき上げの工務店の棟梁でした。６０代で仕事が遠のくと　どんどん太っていき、大食漢でもあったのでいつしか太鼓腹になっていました。７２歳で中津に引っ越してからは、河川敷を毎日早朝にウォーキングするようになって、少しはお腹もへこみ、健康を維持していました。７４歳でマラソンに誘われ、年に1回ハーフマラソンにも挑戦し、3時間半という成績で４～5年は続けましたが、８０歳の声を聞き　１０ｋｍマラソンに変えました。（82歳でやめました）

その間　「１０００日歩く！！」と宣言し、毎朝５ｋｍのウォーキングを雨の日も風の日も台風の日も　同じ時間、同じコースを正月も関係なく歩き、達成しました。

もともと健康食品はたまに口にしていましたが、そんなに薬は好きではなかったけれど、母が睡眠薬を飲むようになって朝までぐっすり眠りたいからという安易な理由で飲み始めていました。（82，3歳から）

そして母も3年前に亡くなり、私のそばに暮らすようになって・・・下血したり、意識がなくなることが1年に1回くらい起こるようになって、救急車で病院に行くことが増え、ここ数年は当たり前のように病院に言われるがまま飲んでいました。「腸」「胃」たまに「腎臓」・・・


ところがです！

今年の1月に「足つぼ」を体験した際、自分では健康だと自負していたのに　弘野さん（施術者の方）に「大変なことになっていますよ」「腎臓も詰まっています」「腸にもなんかトラブルありますよ」と言われ、しょげる父。
そこからは、タンパク質のない食生活を強いられるのでした。肉も魚も大好きな父。肉、魚はもちろんですが、豆腐、納豆もダメ、揚げもダメ　緑黄色野菜もダメとダメ押しの連発　その時に、「酒も当分やめるわ」・・・・
そこでワタシ　「じゃぁ薬も止めたら？」との提案に　すんなり乗ってくれ。
１月９日にバッサリとすべての薬を捨てました！！！　ﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁﾊﾟﾁ

その後はおかげさまで順調に腎臓は良くなり、足のムクミも取れ、毎朝のウォーキングも元気に行っています。

よくあるハナシですが、あれはただの安心材料で、元から薬なんていらなかったんだー　と改めて感じ入りました。(^^)v

『１００歳まで生きるぞー』と鼻息だけは荒いですが、父もワタシもPPK　を祈るばかり。



ごめんなさい
許してください。
愛しています。
ありがとう。